里と海
瀬戸内海
何百もの島を抱えた海。本州・四国・九州に囲まれ、穏やかな水面と、形でいっぱいの水平線がある。
概要
- 広がり
- 東西およそ 450 km。三方を陸に囲まれている
- 島
- 700 以上。裸の岩から、数千人が暮らす町まで
- 気候
- 日本で最も温暖で降水が少ない。太平洋側からも日本海側からも遮られている
- 季節
- 春と秋。霞が島を層に分けてくれる
瀬戸内海は、3 つの大きな島がある水域をほとんど閉じかけて、閉じきらなかった 結果です。太平洋からも日本海からも遮られているので、国内でいちばん穏やかな 天気を持っています。そして島だらけです。何百もの島が、どの方角にも重なり合った 列をつくって並んでいます。
気球にとってここは、日本でいちばん上にいて楽な水面であり、そして日本で唯一、 好んで上にいたくなる水面です。
霞が効く理由
よく晴れた日には、島はただの島です。しかし霞んだ日には——ここの春の朝は たいていそうです——列ごとに手前より少しずつ淡い灰色になり、海は水平線まで続く 平らな層の連なりとして見えます。瀬戸内らしい眺めの正体は、まるごと空気の 仕業です。
海は、それでも海
外洋に出ると風は最寄りの岸へ寄っていきます。ここでは最寄りの岸がめったに 遠くありません。それは本物の安全余裕です。ただし風であって、救助ではありません。 着水したら、旅はそこで終わりです。
橋
瀬戸内海を渡る橋は 3 ルートあり、どれも遠くから見えるランドマークです。島から 島へ長い径間で歩いていく橋。そしてその上の車が、視界の中で唯一、速く動いている ものです。
そのあいだを、フェリーの航跡が島から島へ白い線をゆっくり引いていきます。 穏やかな午後、高度 1,000 m、霞が仕事をしている中で見るそれは、日本でいちばん 急いでいない風景です。
掲載しているのは開発中のゲーム画面です。その地点で撮影したものとは限りません。
地形データ出典: 国土地理院 標高データ